クリスマスとは?
クリスマスは降誕祭とも呼ばれています。
降誕祭とは、キリスト教の始祖であるイエス・キリストの誕生を祝う祭日、という意味です。
英語ではクリスマスのつづりは「Christmas」ですが、これはChrist(キリスト)とmas(ミサ)が組み合わさった言葉です。キリストのミサ、すなわち礼拝をそのまま意味する名称ですね。
クリスマス=キリストの誕生日と言われることもありますが、実はキリストが何月何日に生まれたのかは、はっきりと分かっていません。
そもそも、冬生まれですらなかったのではないか、とも言われています。

キリストの生誕を祝うクリスマスが12月25日に決まったのは、古代ローマ帝国で信仰されていた太陽信仰ミトラ教が「不敗の太陽神を祝う日」を12月25日としていて、それに倣ったからという説があります。
ちなみに、「Xmas」という表記は、キリストをギリシャ語(Χριστός=あぶらを注がれた者の意味)に変えた表現です。
クリスマスツリーの意味と由来
クリスマスツリーは「永遠」の象徴とされています。ツリーの頂上に飾る星は、キリストの誕生を知らせる「ベツレヘムの星」を示しています。現代のようにクリスマスツリーを飾る風習は、15~16世紀頃に成立したとされています。
クリスマスリースの意味と由来
クリスマスリースには、「永遠」、「豊穣」、「魔除け」という3つの意味が込められています。
リースに用いるヒイラギは常緑樹であることから生命力の源とされていて、葉に抗菌作用があるため、古今東西で魔除けの力があると信じられてきました。
サンタクロースの意味と由来
サンタクロースのモデルとなったのは、4世紀頃の神学者、司祭の「聖ニコラウス」です。
衣装が赤いのは、司教服が赤色であったから、赤色は愛や幸福を象徴するからなど、いくつかの説があります。
なお、現在サンタクロースの故郷はフィンランドのラップランドとされています。
靴下を用意する意味と由来
サンタクロースのモデルになった聖ニコラウスが、貧しい家庭を助けようと外からこっそり投げ入れた金貨が暖炉の前に干してあった靴下に入った、という伝説がクリスマスの靴下の由来です。
この逸話から、靴下にプレゼントを入れる文化が定着しました。
ポインセチアの意味と由来
ポインセチアはクリスマスを象徴する花です。
クリスマスイブ、神様へ捧げるプレゼントを用意できないほど貧しい少女ぺピータが雑草でブーケを作り捧げたところ、鮮やかな赤い花束に変わったというメキシコの逸話が元になっています。
現代のクリスマスの正しい日にちはいつ?
12月24日がクリスマスイブで、12月25日がクリスマスです。
クリスマスとクリスマスイブの違いは?
クリスマスイブの「イブ」とは、英語のEvening(夕方、夕べ、夜)を指します。
具体的な時間帯は国や地域によって異なるものの、およそ18時〜21時頃までの時間帯をイブと称するようです。
日本では、クリスマスイブというと、「クリスマスの前日」というイメージを抱きがちです。
実際、日本ではクリスマスの前々日である23日を「イブイブ」と称することもあります。
前夜祭のような感覚で、12月23日と24日をお祝いすることも珍しくないかもしれません。
しかし、クリスマスイブを直訳すると「クリスマスの夜」となります。実は、前日というわけではなかったのです。
クリスマスイブの正しい意味を知る前と知った後では、少しイメージが変わって感じられますね。

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