難病申請について

クリニック情報

 「難病の患者に対する医療等に関する法律」(通称、難病法)に基づいて指定されている「指定難病」に罹患されてしまった患者さんは、一定の重症度分類にも照らして、医療費助成を受けることができます。しかし、医療費助成は自動的に受けられるものではなく、申請をして(通称、難病申請)認定されないと受けられません。指定難病に診断された患者さんはまず主治医の先生に難病申請ができるか確認してみて下さい。軽症だと申請できない、など疾患ごとに様々な決まりがあります。

 難病申請にはいくつか書類が必要なのですが、主治医の先生に書いてもらう書類として「診断書(臨床調査個人票)」というものがあります。「診断書(臨床調査個人票)」は医師なら誰でも記載する事ができるわけではなく、

・新規申請なら「難病指定医」

・更新申請なら「難病指定医」または「協力難病指定医」

に指定されている医師しか記載することができません。まずは主治医の先生に書いてもらえるか、確認してみて下さい。新規申請とは文字通り初めて申請する患者さん、更新申請はこれまで難病の認定を受けていて更新してもらう患者さんが行うものです。通例、新規申請は様々な検査がしっかりできる大きな病院で臨床調査個人票を記載してもらって実施し、その後の更新申請はかかりつけの近所の先生に臨床調査個人票を記載してもらう方が多いと思います(疾患や患者さんの状況により変わります)。

 当院は院長の山田が「協力難病指定医」の指定を受けており、かかりつけ患者さんの臨床調査個人票の記載が可能です。特に需要が高く感じるのは難病が進行してしまって自宅から全く出られなくなってしまった方の難病申請の更新です。「病院に行くことができなくて難病申請が更新できてない・・・」というようなお困りごとのある方はご相談下さい。

下記に便利なサイトを御紹介しておきます。

・指定難病患者への医療費助成制度の説明(難病情報センター)

指定難病患者への医療費助成制度のご案内 – 難病情報センター (nanbyou.or.jp)

・「難病指定医」の一覧(難病情報センター)

都道府県・指定都市別「難病指定医」一覧 – 難病情報センター (nanbyou.or.jp)

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